狂都大阪襲撃ツアー・第二話

私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。フランキです。
毎度お待たせな狂都ツアー、いよいよ第二話であります。
…このネタを消化しきらないと他の日記が書けn(ry


〜前回のあらすじ〜
同志オオサコニコフの交渉の結果、なんとか壁と屋根のある空間で
寝泊り出来る事が確定した一行。大迫弟が不在なのをいい事に
弟の部屋を武力制圧、そこで熱い一夜を過ごした二人であるが…


そんな事があった翌朝、とっとと朝飯を頂戴して銃とBDUを梱包。
大迫さんが用意した銃は3丁、どれも大迫さんが邪念愛を込めて整備した逸品です。

  • FNミニミ軽機関銃(大迫さんの主力火器、とってもゴツくてとっても重い)
  • PPSh-41短機関銃(WW2ソビエト赤軍を支えた一丁、とっても構えにくい)
  • AK-105突撃銃(ワシに貸与するためにわざわざ用意してくれた一丁。意外と重い)


それからワシも、以前RAY-KIさんから受領したデザートイーグルを持って行きます。
ホルスターなんて気の利いたブツはないので、ベルトにねじ込んで携帯する事に。


大迫さんに言われるがままチャリを漕いで集合地点に向かうと、そこには
大迫さんのサバゲ友達だというオッサン達総勢10人以上。この鋭い眼光、きっと
歴戦の猛者たちに違いない。おまけに異様にでかいガンケースとセットで現れました。
子供の死体くらいなら入りそうな巨大さと禍々しさ…既に負けた気がするのはワシだけでせうか。
この感覚をワシは昔どこかで…あぁ、そうだ思い出した。戦場の絆の格差マッチ*1だ。
圧倒的な戦力差に威圧されつつも、一人のオッサンの車に便乗し出発。


車内でしばらく他愛もない話に花を咲かせていた一行ですが…オッサンが突如口を開いて曰く
オッサン「ところで…こん中で霊感強いヒトっています?」
大迫さん「え…?」
フランキ「まさか今回のフィールド…出るんですか?
オッサン「道中のトンネルが凄い有名な心霊スポットらしくてさ、一応」
フランキ「……………」


そのトンネル…"清滝トンネル"と言えば知ってるヒトは知っている筈ですが
かつての刑場跡をくり抜いたトンネルで、うかつに通ると女の霊がフロントガラスに貼りつくとか
トンネル近くのカーブミラーに姿が映らなかった者は近いうちに死ぬとか、とにかく
怪奇現象の満漢全席といった様相の化けトンなのであります。そしてフランキはといえば、
通る前にググるんじゃなかったと半分後悔しながら車に揺られておりました。そうこうしているうちに
車は噂のトンネルに差し掛かる…blog更新のネタにとカメラを取り出すも、なぜか電源が入らない。
すわこの地で刑死した霊の仕業か…と思ってカメラに目をやると、ワシとしたことが
カメラを逆に持って必死で底の電池カバーに指を添えているという超イージーミス。電源入ったら逆に怖いわ。
そんな事があって一人恐慌状態に陥っているフランキ。その間にも車は最大戦速で前進し…


幽霊のユの字も出ないままトンネルを後にしました。安心半分がっかり半分。


…まぁ、そりゃ出ないでしょう。たとえ幽霊だって各種軽火器を満載した兵員輸送車の前に
ノコノコ化けて出ようとは思わないでせう。おまけにシュマグの覆面で表情を隠しつつ、
内心では失禁するまで幼女をこねくり回す妄想を繰り返す危険人物が乗ってるなら一層に。
つか、幽霊なんかより正直ガードレールのない山道の方がよっぽど怖いです。

あのトンネルでBDUに身を包んだ幽霊を見かけたら、きっと事故って滑落したサバゲーマーに違いない…


化けトンの呪いに打ち勝ち、そうこうしているうちにサバゲ会場に到着。
フランキはこの先生きのこる事ができるのか!?待たれよ続報。

*1:8vs8でこちら側は下士官ばっかし、敵方は佐官揃いとかだと狩りの時間が始まる素敵ゲーム