縞パン事件レポ

最近暑いもんで、街中で服の裾をパタパタさせてる女児を見かけますな。
だめですよ公衆の面前で!おへそとか、もっと見えちゃいけない部分とか
バッチリ見えてしまうじゃないですか。キミ、ちょっとお兄ちゃんの所に来ようか…


そんな不審者一歩手前なあるあるネタはさておき。
皆さんお気になさっているコトでせう、縞パン事件の詳細をば。
ネタがネタなんで微妙に閲覧注意でありますよ大尉殿。
時は一昨年の夜のこと。あんまりにも暑い夜だったんで、風呂上がって以来
ロクに服も着ずにCoD4げふんげふん勉強してたのでありますよ。そうして2時まで
文字通り全裸待機して、ストパン見て、そろそろ寝ようと思い立って
タンスに向かうとなんとパンツが一枚もないという異常事態。
部屋中を見渡しても見当たらない。…ってかズボンどこ置いたっけ?あるのは上だけ…
そしてワシの足元には、見計らったかのようにあの水色と白のシマシマが鎮座しとりました。


これは究極の二者択一だ…
一晩だけアレを穿くか、それとも開き直って全裸で寝るか。
縞パンを手に悩むことしばし。ワシは人として大事な何かを捨てることを決断。
しかしこのパンツ、ワシには両足通すのがやっとという小ささ。なんとかねじ込んでみたところ
隠すべきモノも隠せない超ローレグと化しました。パンツとして本末転倒。
高校ん頃のワイシャツでも羽織ってみたら妙にガタイのいいフランチェスカ・ルッキーニ
出来上がる筈だったけど、さすがのワシもそれを実行する程イカれちゃいません。


太腿に生地が食い込んで寝るどころじゃないので、とりあえず代わりを探しに
部屋の外に出てみると、ワシの服が大量に部屋の前で放置されてたので回収。気づけよワシ
そして着用済みの縞パンだけがむなしくワシの手元に残る事態となりました。
これは…洗わねば。
風呂に持って行って入念に手洗いし、昼間穿いてたズボンに丸め込んで水気を取る。
そしてズボンごとワシの部屋に持ち帰り、翌朝になったらどっかに隠蔽しようとか
考えつつ、時刻は4時を回ってたんでとっとと寝ました。
うむ、我ながら完璧な作戦だ。将来産業スパイにでもなれるかもしれん…


…翌朝。
寝ぼけ眼をこすりながら、ワシはこの作戦の穴に気づいてしまいました。


毎朝ババ上が洗濯物を回収しにくる




策士策に溺れるとはこのことよ…いや、そもそも策士って程のコトしたっけ?
案の定縞パンはズボン諸共影も形もなく持ち去られた後でした。
呆然と立ち尽くすしかないワシでしたが、呆然と立ち尽くしていられる程
時間に余裕がなかったのでとりあえず学校に向かうことになりましたが
縞パンの行方が気になって授業の内容はほとんど頭に入ってない有様。ワシとしたコトが…


PS:その日の帰宅後、縞パンをくるんだズボンだけは洗濯されて
タンスに戻ってきてました。縞パンもさりげなく下着入れ場の引き出しに入ってれば
万事平和的に解決というモンなんですが、神様はそこまで優しくありませんでした。